行動目標3a 「危険手技の安全な実施 (経鼻栄養チューブ)」

企画担当者: 山元 恵子 (春日部市立病院)

分科会(ワークショップ)のねらい 

医療安全全国共同行動では、「聴診法を位置確認の確定判断にしない」ことを広く周知することを目的に、安全な「経鼻栄養チューブの挿入の位置の確認」を皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。

医療安全全国共同行動の推奨事項を説明し、また、推奨事項を実践していく上での問題点や解決方法等を共有する機会となるワークショップにしたいと考えています。身のあるディスカッションにするため、具体的な成功体験・失敗体験などをお持ちの方々に多くご参加頂ければと思います。ご支援・ご協力の程、よろしくお願い致します。

プログラムの概要

1. 医療安全全国共同行動における推奨事項の説明
2. 経鼻栄養チューブ挿入時の位置の確認法に、積極的に取り組んでいる病院の実践報告
3. 経鼻栄養チューブ挿入時の位置の確認法に関して困っている病院の報告
4. 推奨対策に対してのQ&A、意見交換
   (今まで寄せられた質問と回答、実施した際の疑問点や成功したコツ等)
5. 講 演 (上記に対する回答も含めて)

講師

芳賀 克夫
 (熊本大学大学院外科再建医学講座客員教授・国立病院機構熊本医療センター臨床研究部長)
・行動目標3a 支援チームのアドバイザー。
・昨年まで国立病院機構本部九州ブロック事務所の医療課長として、「経鼻栄養チューブの誤挿入事故対策」についてワークショップ、セミナーを開催し、九州地区の国立病院の医療安全管理者に対する調査を実施した。その結果、「経鼻栄養胃管気道内誤挿入防止のための指針」をまとめ、日本医療マネジメント学会や海外からも、その内容は高く評価されている。