<本セッションは中止となりました>
「新型インフルエンザ対策の参考資料」(国立感染症研究所感染症情報センター提供)
医療機関での新型インフルエンザ感染対策:第三段階(まん延期)以降
新型インフルエンザA(H1N1)の患者に対する医療機関における感染対策

行動目標4「医療関連感染症の防止」

企画担当者:満田年宏、森兼啓太

分科会(ワークショップ)のねらい 

理論的に効果的な対策であることが証明されていても、医療の現場では必ずしもその対策の実施が容易ではないことも多くあります。感染予防と感染制御の領域では、近年多くのエビデンスに基づく対策がガイドライン等で紹介されていますが、限られた医療資源(人材,物資,費用)の中で、如何に効率的かつ効果的な対策を講ずることができるかが課題です。ワークショップでは、共同行動で推奨しているMRSA対策の各項目について紹介するとともに、現場における課題等を討議し、解決策を見いだしていきます。

プログラムの概要

医療関連感染症において最も重要な課題の一つである多剤耐性菌感染症の感染予防と制御に関する実務的な問題について、共同行動のプログラムを通して医療現場における取り組みを参加施設からご紹介いただき、情報共有いたします。また、効果的な感染対策(ケア・バンドル)の考え方や、その導入・定着をスムーズに行うためのツールなどを紹介します。

講師

満田年宏(公立大学法人横浜市立大学附属病院感染制御部長,日本環境感染学会理事)
森兼啓太(国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官,日本環境感染学会理事)