特別企画「医療安全温故知新<医療安全発展の源流を遡る>~NDPから医療の質安全学会、医療安全全国共同行動へ~」
(上原鳴夫先生・三宅祥三先生の事績を振り返る)
医療安全元年1999年に、既に医療安全へ情熱的に取り組んでおられた二人のレジェンド、東北大学名誉教授 上原 鳴夫先生、もう一人は武蔵野赤十字病院々長 三宅 祥三先生がいらっしゃいました。
このお二人の牽引があったからこそ、日本の医療安全が出来上がったと言って過言ではありません。医療安全元年から20年余経過した今、医療安全の取り組みの原点に戻り、今後の取り組みについて考えるために、第16回 医療の質・安全学会学術集会(2021/11/27-28 Web配信:矢野 真 大会長)において、お二人と医療安全を推進した面々に、それを振り返って頂く特別企画を行いました。
医療の質・安全学会学術集会は終了しましたが、企画した医療安全全国共同行動で、その動画を公開し、広く医療安全に携わる方々に視聴して頂き、日々の医療安全の活動の参考になればと思います。
医療安全全国共同行動 企画委員:
菅野 隆彦(下伊那厚生病院 内科部長 医療安全管理室長)
杉山 良子(パラマウントベッド株式会社 顧問)
➡ 配布資料のダウンロードはこちら(A4判 PDF)
(サブタイトル) | (演者) | (再生時間) | (YouTube動画) |
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1) 上原鳴夫先生と世界の patient safety |
小泉 俊三(医療安全全国共同行動専務理事/一般財団法人東光会 七条診療所 所長) |
6:14 |
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2)院長として医療安全に燃やした命(三宅祥三先生) |
杉山 良子(パラマウントベッド株式会社 顧問) |
5:24 |
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3)NDPがすべての原点(医療安全から質経営) |
矢野 真(日本赤十字社 医療事業推進本部 総括副本部長) |
5:49 |
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4)医療の構造的問題点は改善されたか? ~ 2004年のパワーポイントとの比較 ~ |
河野 龍太郎(自治医科大学 名誉教授/株式会社安全推進研究所 代表取締役所長) |
5:31 |
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5)(欠番) |
00:00 | ||
6)“医療のTQM推進”を課題として学んだこと |
安藤 廣美(株式会社麻生/飯塚病院 特任副院長) |
9:59 |
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7)異業種との邂逅・質改善の学び |
伊澤 敏(JA長野厚生連 佐久総合病院 臨床顧問) |
7:30 |
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8)NDP体験と実践 -それぞれにとっての「何をなすべきか」- |
齋藤 泰紀(宮城県結核予防会 複十字健診センター) |
9:32 |
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9)危険薬の啓発と危険薬の誤投与防止のためのNDP Best Practice |
我妻 恭行(東北医科薬科大学 薬学部薬剤学教室 教授) |
9:59 |
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10)医療安全・質改善への巻き込まれと、急変対応の取り組み |
高橋 英夫(武蔵野赤十字病院 集中治療部(GICU) 部長/東京医科歯科大学生体集中管理医学講座特任教授) |
7:54 |
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11)上原先生の目指された患者本位の医療、そして、患者・市民の医療参加 |
山内 桂子(東京海上日動メディカルサービス株式会社 メディカルリスクマネジメント室 特別講師) |
6:44 |
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12)箱根会議(日本医学会「医学・医療安全の科学」2004年8月)を振り返って、今思うこと |
原田 賢治(国立大学法人 東京農工大学 保健管理センター 教授) |
7:10 |
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13)NDPから医療安全全国共同行動の20年で、医療安全は進歩したのだろうか |
菅野 隆彦(下伊那厚生病院 内科部長/医療安全管理室長) |
6:30 |
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14)1-13全体通し |
1:28:20 |
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※動画公開期間:2022年 末まで(予定)