落語家 林家木久扇
医療ミス、医療事故、悲しく驚くべき四文字です。大きな病気をして、二度の外科手術をした私は、健康になり仕事に戻れ、只今は元気にすごすことが出来てつくづく幸せをかみしめてます。
一口に外科手術と言っても、主治医をいただく数十名のチームによる治療で、救急に病院にかつぎ込まれても、病院側は人を集めねばならず すぐに手術という訳にはまいりません。昨今の医者不足、看護師不足に重なって患者の命は翻弄されます。私の場合運よく間に合いました。
医師の過労による過失、看護師が間に合わない事故等は決して起こってはいけないこと。患者が元気に社会復帰が出来るような、医療者、患者、市民の皆さんによる共同行動が今こそ重要です。
さァ 御一緒に前へ進みましょう!
林家木久扇
プロフィール
林家木久扇(はやしやきくおう)
落語家/ 社団法人落語協会 理事
昭和12年東京生まれ。昭和35年落語家桂三木助門下へ入門。昭和36年三木助没後、林家正蔵門下(後の彦六)へ移り、林家木久蔵となる。 日本を代表する落語家。 平成19年「木久蔵」の芸名を長男である林家きくお(現・林家木久蔵)に譲り、木久扇を襲名。 日本テレビ「笑点」をはじめ現在まで数々のテレビ・映画・CM出演で常にお茶の間の人気を得る。著書も多数あり、平成20年には、初の絵本「林家木久扇のラーメンてんぐ」を出版。
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