2009年9月17日(木)京都市内の京都民医連中央病院で応援コンサートが実施されました。
出演は、Jusqu'a Grand-pere(ジュスカ・グランペール)の2人。ジュスカさんはギターの高井博章さんとヴァイオリンのひろせまことさんによる京都出身のインストゥルメンタル・アコースティック・デュオで、5月30日に行われた共同行動全国フォーラムにも応援に駆けつけて二曲を熱演してくださいました。
病院内の共同行動報告会に次いでコンサートがスタート。前日NHKの放送でコンサート開催のお知らせが流れたこともあって、会場は100人を上回る医療者や市民の熱気に包まれました。翌朝の地元紙にも写真入りで紹介され、病院の医療安全に対する取り組みが伝えられました。
[写真=当日の模様]
【京都新聞記事Web News】
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091700219&genre=K1&area=K00
《病院スタッフによるレポート》
京都民医連中央病院 医療安全管理室 清水路佐
この医療安全共同行動応援コンサートを企画するきっかけになったのは、ちょうど当院の医療安全講座の企画準備を練っていた時に、パートナーズからのメールで「登録病院へ、応援アーティストを紹介します」という案内を拝見したことからでした。
ミュージシャンの方が京都出身であり、かつ 「ギター」と「ヴァイオリン」の「アコースティックデユオ」ということにも、強く心を惹かれました。縁あってか、ジュスカ・グランペールさんとの日程調整が合い、医療安全の応援コンサートが実現した次第です。
開催まで1ヵ月あまり、院内に「医療安全講座でコンサートをします」という案内に、職員は「?」との反応でしたが、ポスター掲示や職員自身の「音楽で癒されたい」との気持ちもあったのでしょう、当日は、地域の方数名を交え、100人越えの参加となりました。当院には適当な会場がないので、近くの「看護学校」のホールを借りての開催となりましたが、ジュスカさんには快く承諾していただき、音楽機材持ち込みでの演奏会となりました。
曲目は、心の奥底に染みわたる「夢桜」の美しく、せつない“10弦”の情感あふれる音色、CMでおなじみの「ジプシーダンス」など、聞いているものの“心に響く”、“生命力あふれる”ものでした。1時間にわたる演奏は、地域の方と医療者がすばらしい時間を共有させていただいたと感謝しております。
演奏会の翌日、病棟の師長が「この1年間、ずっと自分の心にゆとりがなかった…と演奏を聴いて気づけた。本当にすばらしかった、ありがとう」と言ってくださいました。
私自身、「ジュスカサウンド」に癒され、職員の言葉に癒されたと実感しております。
このような企画を提案していただいた「医療安全全国共同行動」パートナーズや企画運営を援助していただいた皆様に拍手で感謝し、御礼申し上げます。
ジュスカ・グランペールhttp://jusqua.com/
10/01/08