海外からのお知らせ
〜医療安全の今とこれからの全貌を把握できる国際フォーラムのご案内
医療安全−海外では「患者安全」(Patient Safety)と呼ばれています−への取り組みは今世界各国で、医療者と患者さんがともに安心して医療に専念できる環境づくりに向けた医療改革の流れを推し進めています。医療安全に取り組む人々にとってとくに重要とされ、医療の質と安全に関わる最新情報が一堂に会する3つの会議をご案内します。いずれもホームページから事前参加登録(割引あり)を募集中です。
アメリカの医療安全全国フォーラム
http://www.npsf.org/npsfac/
全米患者安全財団(NPSF)が主催する第13回 “Patient Safety Congress”が2011年5月25日-27日にワシントンDCで開催されます。「より安全な医療」をめざす病院が全米から集まり、取り組みを交流し、新しい視点や活動を交換します。
第22回医療の質改善全米フォーラム
http://www.ihi.org/IHI/Programs/ConferencesAndSeminars/22ndAnnualNationalForumonQuality}
ImprovementinHealthCare.htm
1989年に発足した医療の質改善全米フォーラム(22nd Annual National Forum on Quality Improvement in Health Care)は今年で22回目を迎えます。日本発祥の“KAIZEN”の考え方を世界の医療に広めたIHI (Institute for Healthcare Improvement;米国医療改善研究所)が主催する、質・安全に関わる医療者のメッカともいえる世界的に有名なフォーラムです。今年は12月5日-8日に、ディズニーワールドで知られるフロリダのオーランドで開催されます。世界のトップリーダーの講演のほか、レベルに応じてさまざまなテーマのセミナーやミニコースを選択して受講できます。
医療の質・安全国際フォーラム
http://internationalforum.bmj.com/2011-forum
英国のBMJと米国のIHIが共催する「医療の質・安全国際フォーラム」(International Forum on Quality & Safety in Healthcare)が、‘Better Health, Safer Care, Lower Costs’をテーマにして2011年4月5日-11日にオランダのアムステルダムで開催されます。1996年に全米フォーラムの欧州版として始まった医療の質改善全欧フォーラムが、2000年以降医療安全が世界の医療の共通課題になったのを機に国際フォーラムへ発展したものです。
米国患者安全財団からウエブセミナー(2010年6月22日開催)のお知らせ