患者安全国際共同行動
WHO手指衛生記念日によせて(WHOの院内感染防止の取り組み)(2014/4/17)
WHOは2002年の世界保健総会(WHA)で、患者安全国際共同行動の最初の取り組みとして院内感染防止に焦点を当てることを決議しました。2007年から5月5日(以下5May)を手指衛生普及のための記念日として、毎年その普及のための取り組みのキャンペーンを行い、ツール類の活用と、決意表明としてのWHOへの登録を呼びかけてきました。・・・ 続きを読む
WHOは、世界中で患者に対する安全の方策が不適切なために多くの人が被害を受けているという事実に基づいて、医療の安全と監視システムの強化を世界の国々に急がせる決議を2002年に行いました。
最初の患者安全への挑戦は「医療のための手指衛生ガイドライン」で、2009年の初めにファイナルがWHOのホームページに紹介されました。このガイドラインにはフルバージョンと、サマリーバージョンがあります。WHOは、実際の手洗い・手指消毒の順守がいかに困難であるかを理解しており、医療施設・医療職員が手指衛生を順守する文化を築く手助けとなる多くのツールも紹介されています。
次の「世界的患者安全の挑戦」に選ばれたのが「手術安全」でした。・・・
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