A.日本国内では、超未熟児に「10%ブドウ糖液」と「10%食塩液」とを間違って投与し、患者さんが高ナトリウム血症による脳内出血で死亡したという事例があります。
http://www.47news.jp/CN/200406/CN2004060601002712.html
海外では、「5%ブドウ糖液」と「5%食塩液」とを間違って投与し、患者さんが死亡したという事例があります。(Medication Errors 2nd Edition, American Pharmacists Association, 2007, 403-405.)
A.日本国内では、超未熟児に「10%ブドウ糖液」と「10%食塩液」とを間違って投与し、患者さんが高ナトリウム血症による脳内出血で死亡したという事例があります。
http://www.47news.jp/CN/200406/CN2004060601002712.html
海外では、「5%ブドウ糖液」と「5%食塩液」とを間違って投与し、患者さんが死亡したという事例があります。(Medication Errors 2nd Edition, American Pharmacists Association, 2007, 403-405.)
A.誤った投与をした場合に、患者さんの健康状態に対して死亡を含めた深刻な影響をもたらし得る薬が「ハイリスク薬」と定義されます。危険薬のリストは、〈NDP危険薬とすべき薬剤群Ver. 2〉、〈診療報酬におけるハイリスク薬〉、〈ハイリスク治療薬2009(じほう)〉などに記載されており、その中から院内採用品目を抽出し、医薬品安全管理手順書に明記する等、院内に啓発することが重要となります。これらのリストすべてに記載されている薬剤は確実に「ハイリスク薬」と考えてよいと思います。また、各施設独自の基準で「ハイリスク薬」を追加してもよいと思います。
A.誤った投与をした場合に、患者さんの健康状態に対して死亡を含めた深刻な影響をもたらし得る薬が「ハイリスク薬」と定義されます。危険薬のリストは、〈NDP危険薬とすべき薬剤群Ver. 2〉、〈診療報酬におけるハイリスク薬〉、〈ハイリスク治療薬2009(じほう)〉などに記載されており、その中から院内採用品目を抽出し、医薬品安全管理手順書に明記する等、院内に啓発することが重要となります。これらのリストすべてに記載されている薬剤は確実に「ハイリスク薬」と考えてよいと思います。
A.「注射剤の指示は略称を避け、“1日量と分処方”使用せず、1回量指示にする」「注射剤の投与速度と規格(成分量や容量など)は必ず記載する」「誤解を招く単位の表記をしない」「速度のみの継続指示やスタンディングオーダーなど、定型的でない指示も標準化する」、すなわち、注射指示を標準化し、マニュアルを作成することです。注射オーダリングシステムを採用していれば、標準化は比較的容易に行えると思えますが、オーダリングを採用していない施設や一部の診療部門等では、マニュアルに記載している事項を遵守していただくことが重要となります。
A.スライディングスケール(SS)については医師によっていろいろな考えがあり、さらに個々の患者で高血糖をコントロールするのが望ましいわけですが、実際にはSSを使用せざるを得ない状況だと思います。しかし、複数のSSの存在は、業務の煩雑化のみならず、重大な事故の原因になりかねません。本来はおふたりの先生のお考えを議論されるのがベストだと思いますが、まずお話ししやすい先生にご協力いただいてSSを作成され、「こんなに業務が助かる」ということをアピールされてみるのはどうでしょう。以下のURLは参考になるかもしれません。
http://www.ndpjapan.org/material/ss.htm
09/11/09