ご挨拶

ご挨拶

一般社団法人 医療安全全国共同行動
議長 髙久史麿

takaku 私たち「医療安全全国共同行動“いのちをまもるパートナーズ”」は、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士をはじめ、医療を担う多職種の連携・協働に加え、患者・市民とのパートナーシップを通じて医療安全対策の普及を目指してきました。今年度(2016年度)で発足から9年目、法人化して4年目を迎えます。日頃、医療安全の推進に尽力されている全国津々浦々の医療機関の皆様を支援するとともに、安心・安全な医療を実現するための患者・市民の皆様の役割についての幅広い啓発にも努めてまいりました。

昨年(2015年)10月には、医療安全が大きな社会問題として取り上げられて以来16年たって、ようやく新しい医療事故調査制度が発足しました。しかしながら、今なお、基本的な安全対策によって避けることができたのではないかと思える痛ましい医療事故が全国各地から報告されるだけでなく、大学病院等の先進医療機関で手術関連死亡例が集積して批判を浴びるなど、医療現場には課題が山積しています。

こうした課題に取り組むため、昨年度は、私たちが推進してきた10項目の「行動目標」とそれに対応する「推奨対策」を冊子体にまとめた『医療安全実践ハンドブック』を刊行するとともに、「医療安全全国フォーラム」では、ソレル・キング女史の「ジョージィの物語」をテーマにジョンズ・ホプキンス大学のアルバート・ウー教授を招聘してシンポジウムを開催し、大きな反響を呼びました。また、新しい医療事故調査制度に関する研修会を栃木・京都・東京の各地で開催しました。このような私たちの事業活動が理解され、厚生労働省から新制度における「医療事故等調査支援団体」に指定されました。

さて、今年度は、新たに病院管理者を対象とした「医療安全の向上を目指すトップマネジメントの責任と役割」研修会、チーム医療トレーニング手法(「Team STEPPS」)とヒューマンエラー分析手法(「ImSAFER」」)を併せ学ぶ研修会等を積極的に開催します。また、医療機関に役立つ情報の提供を充実し、より多くの医療機関に参加登録していただいて本事業の基盤を確立し、わが国における医療安全の向上に積極的な役割を果たすべく、一同、心を引締めて努力する心算であります。

関係各位には、引き続き格別のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

2016年4月

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