寄付のお願い
近年における医療の進歩は目覚ましいものがあり、多くの国民の命、健康の保持に大きな役割を果たしてまいりました。その結果、我が国は世界で最長寿国となっております。その一方で、死亡等に至る悲惨な医療事故も多く発生するなど憂慮すべき事態となっております。高齢化の進展や先進的かつ高難度の医療が求められる中にあって、医療事故を完全に防止することは不可能であります。
しかしながら、医療従事者が専門の領域を超えて、有効な医療事故防止策を実践し、さらに患者・家族とのコミュニケーションを図れば、医療事故は大きく低減させることができます。
さて、先の医療法改正により、2015年10月から医療事故による死亡事例が発生したときには、院内調査の実施、医療事故調査・支援センターへの報告、遺族への説明が義務化され、今や全国の医療機関において、さらに国民・患者さんにおかれましても医療安全への関心は一段と高まっております。
このような状況を踏まえ、当法人は医療安全の事故防止策を全国に普及する ことにより、一人でも多くの国民の命を救い、健康被害防止の実現を目指して事業活動を推進しております。こうした事業には、多くの財政負担を要し会費や事業収入を充当しておりますが厳しい財政状況になっております。
つきましては、国民の皆様や医療関係者の皆様には、当法人の目的、事業内容等にご理解、ご賛同をいただき、寄付による格別のご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年7月
一般社団法人 医療安全全国共同行動議長 小泉 俊三
（設立発起・理事団体）
公益社団法人 日本医師会会長 中川 俊男
公益社団法人 日本歯科医師会会長 堀 憲郎
公益社団法人 日本看護協会会長 福井 トシ子
公益社団法人 日本薬剤師会会長 山本 信夫
公益社団法人 日本臨床工学技士会 本間 崇
一般社団法人 医療の質・安全学会理事長 長尾 能雅
